第10話 涙の意味 ②

クロはふわふわ空を飛んでいる
夢を見ていた。
下を見るとヤス先生が

追いかけてきてる…
ミキ「クロ〜」
大好きなミキちゃんの声…
パチリと目を覚す
ミキちゃんとママが

心配そうに見ている
クロ(ここはお家?)
  「……ヤス先生は?」

ミキ「ヤス先生はクロを連れて
   帰るのに大変だったみたい」
ミキが指さす方を見た

ヤス先生は疲れきって爆睡中
ミキ「ぷっぷっ」
クロ「ぷっぷっ」
2人は笑いをこらえた
クロ (ヤス先生ありがとう…)

クロは驚いたり緊張すると
体が固まって
紙に戻ってしまうみたい。
ヤス先生とクロは

紙に戻らないように
毎日特訓をしました。
あ、鳴き方もねw。

ヤス先生の特訓のおかげで
クロは猫らしくなりました

。。と思う
(ヤス先生の願望込みの感想)


暖かな昼下がり
お昼寝から目覚めたクロは
ヤス先生がいないことに気づく。
一人でお散歩に行ったのかな?
なんだか気になって探しにいく。
1階には見当たらず

2階に上がった。
ミキちゃんのお部屋にもいない。
奥の部屋のドアが少し開いていた。
あのお部屋はママのお部屋かな。
まだ一度も入ったことがない

お部屋…そ~と覗いてみた
ヤス先生は写真を

じっと見つめていた。
(誰だろぅ?)
クロ「ヤス先…」

言いかけてやめた
それはまたヤス先生の目に

光るものが見えたから…

クロはヤス先生が見ていた写真が
誰なのか気になって仕方がない。
夜のご飯を食べて
ヤス先生が休んだのを確認してから
クロはミキちゃんのお部屋に向かう
ミキちゃんに聞いてみた。

ミキ「あのお写真はパパだよ。」
クロ「パパ?そういえば

   まだ会ってない。
   どこにいるの?」
ミキ「パパはお星さまになったの。
   車の前に飛び出した

   子猫のトムを
   助けようとして…」
クロ「!!トムさんは?」
ミキ「2人とも

   お星さまになったの…
   ミキがまだママのお腹に
   いた時なんだって」
クロは考えた
(あの写真…パパと一緒に

 写っている子猫のトムさんて。。
 ヤス先生に見えるけど、

 ちがうのかなぁ。
 でもあの首輪と鈴は…

 同じもの?)
クロは急に眠くなった。

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